２００４年１１月３０日 晴れ

　最近、ＫＤＤＩの光プラスネットと光プラス電話に加入した、光ファイバーのインターネットとＩＰ電話である。しかし、このＩＰ電話には既存の電話番号で着信（ＮＴＴの電話を休止して）が出来る。これは、近頃総務省が発表した「一般電話番号ポータビリティ」という機能を使うようだ！

　これは、ＮＴＴ保有電話番号（0AB〜J）に着信があった時、ＫＤＤＩのＩＰ電話に振り替える機能であるようだ、その時には振り替え料金が発生するようだが非常に小額である。そのおかげでインターネットとのセット料金で基本料が６８２円となった計算である。つまり、基本料が１７００円から６８２円となったのです1000円以上の節減！！。ＮＴＴさんさようなら・・・・

　さらに、驚くなかれ平成電電が施設設置負担金（電話加入権）買取キャンペーンをはじめました、なんと３６０００円です。（但し、条件はあるが）

　ここで、素朴な疑問が生じました。電話加入権ってなあに？　ＮＴＴとどんな契約をしたのか？　所有者であることの証明はどのように入手できるか？　などです。

　そこで、ＮＴＴに聞いてみました。その内容が以下です。

Ｑ．電話加入権が局内に保管されているようだが、そのコピーをいただけるか？

Ａ．加入権という証書は存在していないので発行できません。
→「そんな！　権利ですから証明するものは当然あるべきでしょ」と嫌味を言いました。

Ｑ．私が、使っている電話番号の所有者である証明は何かあるのですか？

Ａ．記載事項証明書があります。所有者・差し押さえ等必要とする情報を証明します。（申し込み用紙に住所・氏名・設置場所がＮＴＴが保持している情報と合致する場合、発行。手数料315円（税込））　申込書はお近くのＮＴＴへ取りに来ていただき、窓口に提出してください。
→まあ、なんとお役所仕事ですね、と嫌味を言って、申込書は郵送で送っていただきました。証明書発行手続きは窓口にて行くつもりです。

Ｑ．契約料(800円)を電話加入時に支払ったが、契約書はあるのか？

Ａ．契約書は、ありません。（訳の分からない理由を言っていましたが。公共に準ずるものなので・・・とか？）
Ｑ．でも「契約料を取りながら、契約書が無いのは商法上ありえないのでは！」とここでも嫌味を・・
Ａ．確かに、仰るとおりです。（と、担当者も・・）

　ということで、ＮＴＴさん本当に民間企業体質とは程遠いですね。契約者不在の体質です。

　ＮＴＴさん、基本料金を他社に取られて、固定収入が激減しますよ！　今のままでは・・・・

平成電電

　電話加入権って変な権利ですね、加入権を譲渡しても、電話の名義変更はしない？（平成電電）・・・

数年後には、加入権すらなくなるからいいかな・・・・・

●一口メモ
電話加入権とは？

電話加入権とは、ＮＴＴ（ＮＴＴ東日本,ＮＴＴ西日本）でアナログ電話回線、デジタル電話回線を、電話機等の設置場所で利用する事ができる、電話の権利の事です、導入する際に、支払う電話の権利の代金を、施設設置負担金と言います。電話加入権は、購入者が他社に必要な手続きを経て、権利を譲渡する事もできます